茨城県結城市のお漬物。野菜とその特徴
茨城県結城市は関東平野のほぼ中央に位置していて、「結城台地」と呼ばれ、海抜20~45メートルの標高をもつ低稜傾斜地帯です。関東平野東部を北から南へと流れ利根川に合流する一級河川である鬼怒川の清流を挟んだ隣には筑西市、他には古河市や八千代町、栃木県小山市などと接していて「紬の里」としてたくさんの観光客も訪れる地区です。
結城の野菜収穫は県内トップクラス
お漬物につかわれる野菜は様々ありますが、茨城県結城市で生産しているものも多くあります。代表的な野菜の収穫量と順位をみていきましょう。
大根は県内1位!浅漬け・しょうゆ漬けにも最適
茨城県内44の市町村の中で大根の収穫量はNo.1、全国1720の市区町村でみてみても10位と結城市を代表する農産物となっています。実際に結城市の中を車で走っていても畑に大根が植えられていることが多く、収穫時にはたくさんのトラックと人が稼働していることがわかります。
お漬物で言いますと、すぐに思いつくのが「浅漬け」。「大根の浅漬け柚子風味」のようなお漬物も製造(時期などによる)しているところもあり、私は柚子が入っていると選んでしまう傾向にあります。
白菜は春・秋冬ともに日本でも上位!
市区町村単位で見てみると白菜収穫量・作付面積・出荷量共に日本第2位です(秋冬白菜の例。春白菜は日本第3位)。本当に多くの畑で白菜が収穫されていて、車で結城市を走っていると白菜を見つけないほうが難しいくらいの量を見つけることが出来ると思います。
白菜は「白菜漬」が代表的なお漬物で、他にもヤマカ食品では胡瓜や人参などと一緒に彩り豊かな「白菜ミックス漬」も製造しています(詳しくはお問い合わせください)。こちらの収穫量などは2016年の数値となっています。
キャベツも県内トップクラス。お漬物にも合う
キャベツのお漬物もスーパーでも買えますし、外食に行ったときにも特に和食屋さんの箸休めなどにもついてきますよね。春・夏秋・冬と時期問わず一年を通して収穫が可能で、県内でも収穫量8位以内に入っています(2006年度のデータです)。
キャベツミックス漬けとして商品を製造しるところも多く、素材を生かした歯触りの良い食感が特徴です。
茨城県結城市の漬物製造会社
茨城県内にはお漬物の製造会社が全部で34社あります(Baseconnect調べ)。結城市はお漬物に使われる野菜の収穫量が多いですが、どれほどの漬物加工会社があるのでしょうか。
結城市には漬物製造会社「1社のみ」
茨城県の結城市で漬物製造会社さんを探してもヤマカ食品有限会社のみでした。もっと前にはもしかすると多くの漬物製造会社さんがあったのかもしれませんが今は一つです。
茨城県では食品営業許可を事前に申請して漬物製造会社としての営業許可を取得します。詳しくは茨城県ホームページにも丁寧に説明されていますので気になる方はそちらをご確認ください。
小山市や筑西市などには製造会社あり
茨城県では水戸市や鉾田市、取手市などに漬物の製造販売する会社さんがいくつもあります。結城市周辺として考えてみると筑西市や古河市、栃木県でみると小山市などにもありました。
【まとめ】結城市は漬物製造に適している
いかがだったでしょうか?茨城県結城市のお漬物と製造会社、そして必要不可欠な野菜について紹介してきました。結城市は野菜収穫量が全国で見てもトップクラスで、一年を通して畑で様々な野菜を見ることが出来ます。
そのため、漬物も地元の野菜を使って製造することが可能でブランディングとしても最適だと思います。「紬の里」の次は「漬物の街」として今後躍進していくかも!?